65.今日のひとほめ

今日のひとほめは
地方病の一連の流れについて

地方病の正式名称は「日本住血吸虫症」といって、山梨県の甲府盆地を中心とした「この土地に嫁いだら死ぬ」と言われるくらい恐怖の病気だった

簡単に言えば、水につかる⇨かぶれる⇨高熱⇨お腹がふくれる⇨死ぬ
で原因が本当に解明できなかった

お腹がふくれる症状は江戸時代の文献にはもう残っていて、
1996年に山梨県が終息宣言をしたことで撲滅したとされている
住血吸虫症を撲滅、制圧したのは世界で日本だけ！

詳しくはウィキペディアを見れば一連の流れがわかるのだけれど、
謎の奇病が何百年も猛威を振るっていたこと
わからない原因を解明しようとした人たち、医者たち
病原体は何か、どうして病気にかかるのか、何を中間寄生にしているのか、病気を流行らせないためにはどうすればいいか
ありとあらゆる未知の疑問に立ち向かった人たちがいて
土地は捨てれないし、農業しないと生きていけないから死を覚悟で働く人たちがいて
検体はご法度だった風潮に逆らって役立ててほしいという人がいて

すごいストーリーだ

今日はそんな感じ