174.今日のひとほめ
今日のひとほめは
母親について
母親っていうのは絶対的な存在で、私にとっては優しい母というより、怖かった
怒ったように物事を伝える人で、のんびりしているとダラダラするなとよく叱られた
私はのんびりするのが好きだったのに
今思えば、どれもこれも母親の愛情だ
とてもとても愛情深い人だった
娘が恥をかくまいと厳しくしつけ
若い頃の時間はあっという間だから何かして欲しいという母の気持ち
働かざるもの食うべからずの精神が根付いて、バイトに落ち続けた弟を鬱病にまでした
母親と弟は多分絶縁してる
弟には、不器用だけどあれが母の愛だとずっとずっと伝えているけど
実感していないだろう
それはそうで、私も母親の短気なところは愛ゆえだとわかったのは
大学で家を離れてからだった
近すぎてわからないことがある
離れないと気づかないことがある
弟もいつか気づくだろう
母は来月、母の実家へ引っ越す
もう私が実家に帰っても母親はいない
最初は辛くて悲しくてとても寂しかったけれど
私はこれっぽっちも実家に帰らないので
今はただ、母の幸せを願うばかり
3人の子育てを終え、母は母親ではなく
1人の人間としての人生を生きる
寂しくもあり、心から応援したくもある
とことんエネルギッシュな母親
それはどこに住もうが、母親であることには変わらないのだ
今日はそんな感じ